羊聖杯戦争のリプレイのようなにか②

 

denki-hitsuzi.hatenablog.com

 これの続きです。

 

【Opening】

第五次聖杯戦争から10年後、ロードエルメロイ2世らの活躍によって冬木市の大聖杯は解体された。これにより、冬木の大聖杯を使用した根源への到達の道は閉ざされることになる。今日では魔術師たちはそれぞれの手段を取って己の、己が家系の悲願を果たそうとしている。しかし、主流ではなくなったとはいえ、聖杯を用いた手法は世界各地でみられるようになった。冬木の聖杯を模倣して魔術師たちは根源に挑み、そして次々と敗れていくのだった。

舞台は日本の山間部にある地方都市、荒谷(こうや)市。この地には近年私立大学が建てられ、大学都市としての性格が強まっている。しかし、もともとは辺鄙なド田舎なため、この地へのアクセスは非常に悪い。また栄えている地域はごく一部で、一歩でも外に出ると田畑や森林が広がっている。荒谷市で最も高い山、須和山には、由緒ある須和神社がある。この須和山には非常に強力な霊脈が存在している。それは近年とある魔術師により発見されたものであり、この地に私立大学が建てられたのはあくまでも建前でカモフラージュであった。裏の目的はこの地で聖杯戦争を行うための実験都市にすることだったのだ。

 

参加者は魔術協会を通して招集されることになる。

参加者たちはこの地に顕現する聖杯をめぐり、血で血を洗う争いに身を投じていくのである。 

サーヴァントの召喚シーンはやってもやらなくてもいい。

まりーちゃんとかふらんさんはここで口上言ってましたね。(全部は流石に長いので一部でしたけど)

 

 

【マスターシーン1】

 夜は深まり、住民は寝静まったであろう時間帯。雲は千切れ千切れに漂い、その間からときたま月明かりが顔をのぞかせる。それは魔術師たちにとって格好の舞台だ。それぞれの思惑のままに動き出し、夜の街は戦場へと変わる。

少し離れた場所で鉄を打つような鈍い音が聞こえる。ある者にとっては雑音でしかないが、マスターたちには瞬時に理解できる。戦闘が始まっているのだ。

ジェン・ツィー(通称ちぃちゃん)はカン、カンという音を頼りにその正体を確かめようとしていた。探し当てるのにそう時間はかからなかった。2車線道路の向かい側、歩道で見えたり見えなくなったりする人影が交差するのが視認できた。しかしあまりに苛烈な闘いゆえ、彼女は歩道わきの花壇に身を隠し、様子をうかがうこととした。

2騎の闘いは拮抗しており、どちらが勝ってもおかしくないように見えた。だが、幕引きは案外あっけないものであった。片方のサーヴァントが体制を崩したその刹那、もう一方の剣がその体を貫いた。敗れた者はかすかな光を放ちながら、少しずつその実体を失っていく。

勝者はその姿をしばらく見つめた後、最後を見届けることなく次なる獲物を求め、夜の街へと消えていった。

 

翌朝、ジェン・ツィーは聖堂協会から派遣された監督者に急遽呼び出され、この町の修道院へと赴くことになった。街は朝からなにやら騒がしく、人だかりができているのが遠くからでもわかった。道すがらなので近くまで行ってみると、とあるマンションの入り口にはパトカーが数台止まっており、入り口は厳戒態勢が敷かれていた。ふと顔をあげると、3階の一室のあたりにブルーシートがかけられている。明らかにあの部屋で何か騒ぎがあったのだろう。しかし、中の様子は調べられそうにないため、その場を去ることにした。

修道院についた。すこし古臭い建物のドアを開けると、きしむ音がする。中には一人の女が立っていた。(ここからロールプレイでも可)

彼女の名はユリア・オルテンシア。聖堂協会から派遣された今回の聖杯戦争の監督者である。昨夜の戦闘は彼女も監視していたようである。彼女は敗れたのはアサシンであること、アサシンのマスターはすでに殺害されたことを淡々と説明すると、ちぃちゃんの手に黄金の杯を渡した。ユリア曰く、アサシンが消滅した場所に落ちていたのだという。そして、聖杯があらわれたとき、一番近くにいたのがちぃちゃんだったことが所有するための理由らしい。彼女は仕事は済ませたからもう帰ってほしいというオーラをからだ中から発しており、なんとなく気まずい雰囲気を感じ取ったちぃちゃんは修道院を後にした。

今宵もまた、新たな脱落者が生まれるのだろうか。

 

 

ここからプレイヤーシーン

第一サイクルの順番は、1番まりーちゃん、2番ふらんさん、3番hideっこさん、4番熊さん。

 

【第一サイクル】

⓵ランサー陣営

確か用兵術かなんかで林の中にいるセイバー陣営の居所を入手する。

ランサーがセイバーに対し戦闘を仕掛ける。しかし、すぐに戦闘を終える。

傷ついたセイバーをプライズ・聖杯によって治癒。セイバー陣営からの信用を得る。この際、聖杯をセイバー陣営に譲渡。

仲間になった二人は作戦会議を行うため、なぜか近くのメイドカフェに向かう。

 

バーサーカー陣営

キャスター陣営との接触を図る。

シーン表により、辺りは喧騒に包まれている。騒がしい中にいるふんどし男。シーンはお祭りの最中に決定。

見るからに怪しい男を発見する。キャスター陣営の信用のならない風貌と語り口から、自分から接触したにもかかわらず、何もせずにターンエンド。

 

③セイバー陣営

ランサー陣営とともにメイドカフェに到着。

そしてランサーの特技披露、人間観察。

「例えばそうですね・・・。あの奥にいる男性、彼はたぶん、ゲームか何かのオフ会でノリで行ってみたメイドカフェに嵌ってしまってせっかくブラックなバイトでこつこつ貯めたなけなしのお金を全部つぎ込んでしまい、挙句、メイドさんのチェキを保存するためのアルバムまで買っちゃってもう後には戻れない・・・そんなところでしょうか。私の直感がそう言っています。」

完全に言いたいだけである。(クソ長いフレーバー設定の一つ)メイドカフェに来たのもこのセリフを言いたいがためである。そしてやり玉に上げられて軽くディスられる、す〇やバイトさん。すまない、本当にすまない。スペシャルサンクス。

さらにGMも巻き込まれ、メイドさんの役をやらされる。「萌え萌えキュッ」とか言わされる。とてもつかれた。

セイバーの特技、千里眼によりお祭りの中でもひときわ目立っているキャスター陣営を発見。居所を掴む。

 

④キャスター陣営

相変らず祭りの中。相対するはバーサーカー陣営。

自らの宝具を一つ明かすことで何とか言いくるめて一時的同盟を結ぶ。(硲君ちょーイヤイヤだったけど)

 

 

第一サイクルはこんな感じでした。

今回はここまで。とぅーびーこんてぃにゅーど。